【渡し方】開店・開業祝いはどうやって渡す?現金郵送はアリ?

【渡し方】開店・開業祝いはどうやって渡す?現金郵送はアリ? 開業祝いのマナー

このページでは、

開業祝いってどうやって渡せばいいの!?

という疑問について解説していきます。開店・開業は非常におめでたいことですから、なるべく失礼のないように贈り物を渡したいですよね。それでは、早速見ていきましょう。

内覧会やパーティなどに招待されている場合

内覧会やパーティなどに招待されている場合

開店・開業前の内覧会やパーティなどに招待されている場合は、当日出席して、直接手渡しをすればOKです。ただし、大きめの鉢植えや花束といった生花を贈る場合は、会場に直接持参するのは避けたほうがいいかもしれません。

というのも、パーティ当日、開業者様は接客や受付等で忙しくしています。現金や物品などを受け取る場合は問題ありませんが、手入れが必要な花を受け取った場合は世話をしたり、置く場所を決めたりなどの手間がかかるので、負担をかけてしまう恐れもあるでしょう。

そのため、贈り物の種類によってはお店がオープンする前日まで、もしくは当日の朝方などに郵送するほうが受け取り側の負担も少なくなります。なお、開店・開業日の前後は開業者様も忙しく品物を受け取れない可能性があるので、事前に配送可能な時間を聞いておくことが確実です。

郵送する場合は、贈り物の種類によってタイミングが変わるので、以下の記事を参考にしてみて下さい。

▶ 【タイミング・時期】開店・開業祝いはいつまでに贈るべき?

内覧会やパーティがない場合

内覧会やパーティがない場合

内覧会やパーティがない場合は、開業・開店の1週間〜前日までを目安に、郵送でお祝い品を送りましょう。もし開店・開業を後日知った場合でも、1ヶ月程度ならお祝い品を直接持参したり郵送したりしても失礼には当たりません。

ただし生花を贈る場合は、先ほどもお伝えしたように開店前日もしくは当日の朝に届くように郵送手配をしてください。

現金を渡す場合は、開店・開業当日もしくは後日、直接店舗に行って渡すのが好ましいです。

開店・開業祝いの相場や金額が気になる人は、以下の記事も併せてチェックしておきましょう。

▶ 【相場・金額】開店・開業祝いはいくらがベスト?目上の人に現金はOK?

お金を渡したいけど、直接手渡しができそうにない場合

お金を渡したいけど、直接手渡しができそうにない場合

お金や商品券を渡したいけど、遠方に住んでいてどうしても直接渡せそうにない。都合がつかないから、郵送で送りたい。

このような場合は現金書留で送っても大丈夫です。ただし、間違っても裸状態のお金を送るのはNGです。必ずのし袋に包んだ上で、現金書留用の封筒に入れて送りましょう。

▶ 【のし書き方と水引】開店・開業祝いの正しい包み方【図解付き】

また、できれば現金を郵送する場合は、一緒に御祝いの言葉を一言添えるのも礼儀です。たとえば、

この度はご開店(ご開業)おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。ほんの気持ち程度ですが、開店(開業)祝いを送らせていただきました。またお時間がある時に寄らせていただきますので、その時はどうぞよろしくお願いします。
このような感じでメッセージを添えてあげるのがいいでしょう。

現金書留の利用方法

現金書留を利用する場合は、最寄りの郵便局に行って手続きをしましょう。封筒に現金を入れてポストに投函する…というのはNGです。

郵便局に行く際は、のし袋に入れた現金のほか、印鑑を持っていくことをおすすめします。

現金書留で郵送する場合は「専用の封筒を利用する」もしくは「封筒表面に直接現金書留と赤字で記載する」方法がありますが、お祝い金を贈る場合は専用封筒を利用します。

現金書留専用封筒は、郵便局の窓口で購入できます。封筒のサイズは通常サイズと大型サイズがあるので、のし袋が入る方を選びましょう。どちらのサイズも1枚21円です。

ちなみに、現金書留にかかる料金は、

通常郵便料金(82円〜570円 *重さによって変わる)+現金書留料金(1万円までは430円、それ以降は5000円ごとに10円加算)+現金書留専用封筒代(21円)

です。

現金書留では、最大50万円まで同封した金額と同じ金額の補償が付いてきます。